代表紹介

宮城 ナオ

1978年生まれ。島根県出身。高校卒業後、大阪・東京・海外での仕事経験有り。

2016年より料理好きが転じて移動販売カレー屋を始める。二児のママ。

 

 

ヤングケアラー・非行・離婚・DV等多くの経験をしたのちに2018年より支援活動「エール弁当」をはじめ困窮家庭・世帯、独居高齢者や障がい者、子供たちへのミニ支援などを立ち上げ、地域のコミュニティ場所の公民館を利用して地域活性化を図る。

 

2021年10月。新型コロナウイルス感染症によって疲弊した人たちを元気にしたいという思いから「鳳フェスティバル」を企画・運営を行い、3000人弱、集客。

 

2022年4月より支援活動と同場所にて子供の居場所作りとして「わくわくマーケットin比謝公民館」を毎月第4土曜日に企画・運営。現在一般社団法人「鳳」(おおとり)へ申請中。

代表メッセージ

人との関わりが少なくなっていると感じているからこそ

 私が小学校の頃は上級生の子たちがリーダーとなって地域のことをやったり、集まったりというのをやっていたような気がします。また大人たちは他人であっても子供たちの成長を誰もが見守っているような感じがしていました。

 

 私が以前活動としてかかわっていた場所の「公民館」。皆さんは行ったことがありますか?

公民館には縁がなかったり、用事が無かったり、場所が遠かったりといろんな事情があって「行かない」という選択をする方が多いでしょう。

特に私の住んでいる沖縄県読谷村という場所の公民館の利用に関しては「していない」「関わってない」という人の方が大半と思われます。

 

 もともとはラジオ体操をはじめイベントがあったりお話会があったりと過去には公民館は人の出入りがあった場所でした。特に子供たちの出入りや利用が多く、地域の集まりがあるとたくさんの子どもたちが公民館で賑わっていましたが、本当に利用する方が少なくなりました。

そんな子供たちはどこに行ってしまったのでしょうか

最近はスマートホンやゲームなどの普及により自宅から出ない子供たちや周りと関わることを拒否したご家庭も増え、人との繋がりが薄くなってきたような気がします。

 

私自身、2018年よりコロナ禍の困窮の方々への支援活動からを始めましたが、人の繋がりという部分では本当にいろんな方に助けられ、支援希望の方々に支援することができました。そして、新型コロナウイルス感染症によって特に人と人との距離感を離される時期もあり、なおさら普段以上に人の繋がりが希薄になってきたからこそ緊急事態宣言を解除になり子供たちに居場所を作りたいという思いから、自分の地区でもある読谷村の比謝公民館でキッズフリーマーケット「わくわくマーケット」を開始しました。

 

 公民館という皆さんが利用しにくく、また人が来にくいと感じる場所ということは重々承知の上でやっておりましたが興味を持ってくださる方、毎回出てみたいと意欲的な子供たちなど・・・実際活性化するのには色んな課題がありましたが継続してやることで皆さんの目に留まり、自分も何かしてみようかという方々が増えていくことを願い活動しておりました。

 

そして現在は公民館での活動から自らが経営する店舗で支援活動をしており、人のつながりや困った方々への寄り添いという事に重点を置くハブカフェを始めました。地域の方だけではなくそれ以外の方々にも人の繋がりが出来ればよりよい地域になると思っております。

 

 以前比謝公民館でやっていた子供達だけで行う「わくわくマーケット」を「キッズフリーマーケット for SDGs in 鳳フェスティバル」として開催することになりました。小さな公民館から始めたキッズフリーマーケットが県内最大級のイベントとして成功できるよう皆様のご協力よろしくお願いいたします